筋トレをしていて「大会に出場してみたい!」と思っている方は多くいらっしゃると思います。
しかし、大会が多すぎてどの大会に出場したらいいのかわからない方も多いはず。
そこで今回は、初心者や女性の方にも分かりやすく、ボディメイクの大会について解説していこうと思います。
ボディメイクの大会の種類
ボディメイクの大会と言えば「ボディビル」の印象が強いと思いますが、今では様々な団体やカテゴリーが存在します。
主なボディメイクコンテストの団体
- JBBF
- FWJ
- ベストボディジャパン
- サマースタイルアワード
- NABBA JAPAN
JBBF
数多くの日本人トップボディビルダー達が活躍しているJBBF。
ボディビルの印象が強い団体ですが、現在は12のカテゴリーがあります。
・ボディビル競技
- 男子ボディビル
- 男子クラシックボディビル
- 男子クラシックフィジーク
- 女子フィジーク
- 女子クラシックフィジーク
・フィットネス競技
- メンズフィットネス
- メンズフィジーク
- ウィメンズフィットネス
- ウィメンズボディフィットネス
- ウィメンズビキニフィットネス
- ウィメンズフィットモデル
- マスキュラーフィジーク
特にアンチドーピングにも力を入れている団体なので、公平な審査を受けられます。
日本各地に連盟があるので、自分の住んでいる地域で選手登録することができます。
全体的にレベルが高く、コンテスト経験者の方が多く出場されている印象です。
FWJ
筋トレをしている人なら誰もが知っている、カネキンさんや湯浅さんエドワード加藤さんをはじめ、海外でも活躍している多くの有名選手達が所属している団体です。
特にメンズフィジークの人気が高く、本気でPROを目指して出場される方も多くいらっしゃいます。
メンズフィジーク
イメージは、夏の海辺でサーフパンツを履いた男性が最もかっこよく見える姿を競う競技。ステージ上でサーフパンツを着用し、体全体の形やバランス、適度な筋量をアピールし、パーソナリティー(個々の魅力)を最大限を引き出させているか否かを競う。
・メンズカテゴリー
- メンズフィジーク
- ボディビル
- クラシックフィジーク
・ウィメンズカテゴリー
- ビキニ
- ウェルネス
- フィギア
- ウィメンズフィジーク
現在、FWJでは7つのカテゴリーあります。
その中でもPROを目指す方はもちろん、初心者の方でも出場しやすい入門クラスがあったり、10歳代限定部門や35歳以上、40歳以上、45歳以上、50歳以上のマスターズ部門もあるので、カテゴリーの中でも自分に合ったレベルを選んで挑戦することができます。
ベストボディジャパン
ベストボディジャパンは聞いたことがある方も多いのではないのでしょうか?
ベストボディジャパンは筋肉美を競うだけでなく、表現力や身のこなし、知性や品格まで“総合的”に評価される大会です。
現在ベストボディジャパンではベストボディ・ジャパン部門、モデルジャパン部門、マッスルモデル&フィットネスモデル部門の3つの部門があります。
・ベストボディ・ジャパン部門
参照元:ベストボディジャパン
- 健康美
- 全身引き締まった身体、バランスの取れたスタイル
- ルックス、顔の表情、表現力
- ポージング
- ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
- 知性、品格、誠実さ
・モデルジャパン部門
参照元:ベストボディジャパン
- スリムな身体
- スタイルの良さ
- ルックス、顔の表情、表現力
- ポージング
- ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
- 知性、品格、誠実さ
・マッスルモデル&フィットネスモデル部門
参照元:ベストボディジャパン
- バランス良く筋肉の付いたスタイル
- 筋肉を魅力的に魅せる表現力
- ウォーキング、ポージング、見せ方
- ステージ上での品格や明るさ
- スポーティーな筋肉美
ベストボディジャパンの公式サイトには各部門についての評価基準や審査の流れが詳しく記載されているので、初心者の方でも自分にあったカテゴリーを選択して出場を決めることができます。
サマースタイルアワード
サマースタイルアワードはその名の通り「その夏が一番似合う男性・女性を決める大会」です。
筋肉大きさを競うというより”スタイル”のカッコ良さが評価されます。
自慢のスタイルを存分に披露できるような演出で、出場する選手のモチベーションも高く、毎回観客の盛り上がりが凄い大会です。
多くのカテゴリーがあるので、自分にあったカテゴリーを選べるのが嬉しいポイントですね。
NABBA JAPAN
他の団体に比べてオフィシャルサイトでの情報が少ないNABBA JAPAN。
現在は8つのカテゴリーがあります。
- BODY BUILDING
- TONED FIGURE
- PHYSIQUE MODEL
- CLASSIC MODEL
- MR SPORTS MODEL
- MS SPORTS MODEL
- MS BIKINI MODEL
- MS CLASSIC MODEL
NABBAの特徴はなんと言っても出場する選手の体の完成度の高さ。特に”絞り”に関しては他の団体よりも頭一つ抜けている印象があります。
韓国では更にレベルが高く、日本のTOPの選手でも韓国のNABBAのステージで勝ちたい選手も多くいます。
僕自身もNABBAJAPANに出場した経験がありますが、選手一人一人にスポットライトが当たる演出でステージもとても華やかなので、出場するのも観戦するのもとても楽しい大会です。
初心者や女性でも出場しやすい大会は?
ここまで様々な団体・カテゴリーを紹介してきましたが、その中でも初心者や女性が挑戦しやすい大会を知りたい方も多いはず。
ここから、初心者や女性が特に挑戦しやすい大会を紹介します。
初めてのコンテストはベストボディジャパンが挑戦しやすい
初めて大会に出場するのであれば、「ベストボディジャパン」が比較的挑戦しやすい大会だと思います。
僕自身も初めてのコンテストはベストボディジャパンでした。
上でも説明しましたが、ベストボディジャパンは筋肉美を競うだけでなく、表現力や身のこなし、知性や品格まで”総合的”に評価される大会なので、女性の方やまだ筋トレを始めたばかりで筋肉量に自身がない方でも比較的挑戦しやすいです。
筋肉量に自身があるけどまだ大会の経験がない方でも、マッスルモデル&フィットネスモデル部門は他の部門に比べて”筋肉美”が主に評価されるので、そんな方にもおすすめです。
ベストボディジャパンの2024年のスケジュールは?
ベストボディジャパンの公式サイトで大会のスケジュールを確認することができます。
また、大会エントリーや公式レッスンの予約、競技用のコスチュームの購入まで全て公式サイトからおこないます。
現在はまだスケジュールは発表されていませんが、毎年4月から大会は開催されているので、随時公式サイトを確認すると良いでしょう。(*1月9日現在)
大会のサポートしてくれるトレーナーやジムはある?
大会に挑戦してみたいけど初めてで知識もなく、一人だと不安という方は、トレーナーをつけることをおすすめします。
実際に大会のサポートをしているジムやトレーナーは多くいるので、最寄りのジムに問い合わせてみると良いでしょう。
大会に向けて減量する中で、知識だけでは難しい場面に直面する場合もあるので、できれば大会の経験、実績のあるトレーナーを選ぶことをおすすめします。
初めての方だけでなく大会の経験がある方でも、トレーナーをつけることで一人では気づけない客観的な意見や指導を受けることができるので、一人で大会に臨むよりも圧倒的に結果を残せると思います。
僕自身もコーチをつけてから体の仕上がりが断然良くなり、客観的な意見を貰うことで減量中でも冷静にそして無理なく過去一番の体を手に入れることができました。
単純にカロリーを減らしたり、闇雲に運動を頑張ったりしても良い体で大会に出ることは難しいので、初めての方や毎回無理をして減量してしまっている方はトレーナーさんのサポートを受けることを強くおすすめします。
ボディメイクの大会に挑戦して新しい自分に出逢いましょう!
大会に出場することで自分の体を仕上げることができるだけでなく、その過程で良くも悪くも多くの経験をすることができます。
僕自身、大会に向けて減量する度に「自分の新たな可能性」に毎回気づくことができ、体だけでなく自分に更に自身がつきメンタル面でも大きく成長を感じました。
自分のために何かに挑戦したり本気で取り組むことは、大人になるとその機会も減ってしまうと思います。
ボディメイクの大会は何歳からでも挑戦できるので、是非挑戦して新しい自分に出逢いませんか?
挑戦してみたいけど減量が初めてで不安のある方、コンテスト出場した事があるけどなかなか最後まで絞りきれない方まで、減量中のトレーニングや食事の相談、希望があれば大会当日のサポートもお手伝いさせていただきますのでお気軽にお問い合わせ下さい。